ブラック.ジャック セミナー2019 北見赤十字病院多目的ホール「ミント」で開催

今年春から準備をすすめ、既報の通り、参加中学生の募集も順調に進み、定員・25名に対して、北見、津別、網走などから30名の中学生が集い、本番を迎えました。

令和元年11月24日(日)、午後1時から、北見赤十字病院多目的ホール「ミント」で「ブラック.ジャックセミナー2019」を開催。

総務課長が総合司会を担当、開会を宣して、開催のあいさつをする院長を紹介。

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院長は開催のあいさつに引き続き、「医師の仕事とは」というテーマで病院には医師・看護師・検査技師・薬剤師・栄養士・理学療法士(リハビリ)・メディカルソーシャルワーカー・事務部門など多くの人々が働いています。
医師は病院のいろんな部門の人々と協力して、一つのチームを組んで医療の仕事に取り組んでいます。医師一人では何も出来ません。人と人のコミュニケーション力が必要です。
ですから、例えば「あいさつ」などはとても大事なことです。
そして病院の仕組みや医師になるための勉強などについて詳しく解りやすくお話をしてくれました。

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その後、病院の手術室やヘリポートの見学を終え。生徒たちは手術衣に着替えて体験セミナの始まりです。

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今回の体験セミナーは6人が一組になり、グループA(ライトブルー)・グループB(赤)・グループC(黄色)・グループD(ピンク)・グループE(黄緑)の6つのグープ編成となります、それぞれのグループがブース1からブース5までの各ブースを20分間づつ体験します。
また全員がそれぞれの総てのパートを数分間体験できるようにプログラムを工夫しています。

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ブース1
■鏡視下手術体験
モニターを見ながらゴムや小物の移動操作をする

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■超音波メス体験
 鶏肉をモデルに電子メスを使用して切開や切離を体験する

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ブース2 糸結び・縫合体験
紐を使って糸結びの練習や模型皮膚パットで切開体験する
そして縫合を5針ほど実体験する

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生徒の皆さん、体験セミナーで緊張が続き、疲れ気味です。ここで休憩です。支援する会の皆さんがお接待です

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ブース3 大腿骨頸部内側骨折治療体験VR(バーチャル リアリティー
その1:最初にVRの使用方法説明がありその後ゴーグルを装着してVR手術体験

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その2:ボーンモデルを使用した手術体験

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ブース4整形外科体験(脊椎固定手術)
使用器械や症例の説明の後、ボーンモデルにスクリューを入れて固定する手術を体験する

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ブース5心房細動治療体験VR(バーチャル リアリティー
カテーテルのサンプルを触ってもらいながら、アブレーション治療の説明の後、ゴーグルを装着してVR体験する

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当日、NHKのテレビカメラが入りました。参加中学生へインタビュウーです

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 総ての体験を修了し、副院長から「未来の医師認定証」がそれぞれに授与された

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当日、会場で使った名札やストラップと「未来の医師認定証」と会員カード

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 学校別の参加中学生

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共催各社のご協力戴いた、参加スタッフは次の通りです。

北見赤十字病院

院長・副院長・副院長・第二循環器内科部長・第二整形外科部長・第三整形外科部長・産婦人科副部長・外科医師・整形外科医師・臨床研修医(2年)・臨床研修医(2年)・総務課長・総務係長・総務係長、以上14名。

ジョンソン・エンド・ジョンソン(株)メディカルカンパニー
 札幌・仙台営業所長・ストラテジックパートナーシップグループマネージャー・エチコン事業部からディストリクトセールスマネージャー外3名 ・DPSトラウマ事業部からディストリクトセールスマネージャー外3名・ バイオセンスウェブスター事業部から2名、以上12名。

北見赤十字病院の明日を考え支援する会

代表・副代表・副代表・会計監査・事務局長・事務局次長・理事が5名、以上11名。

総勢、37名の皆さんのご協力を戴きました。その働きに感謝して、厚くお礼を申しあげます。

 「中学生医師の仕事体験 北見日赤 参加者 「興味わいた」」北海道新聞の記事のスクラップはこちら(PDF)

 「北見でブラック.ジャックセミナー 体験通じ医療に興味」伝書鳩の記事はこちら(PDF)
NHK北海道NEWS WEB 「中学生が模擬手術などを体験」の記事は次のアドレスから
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20191124/7000015632.html

ブラック.ジャックセミナーの開催までの私の思いを当方のPHに綴りました、そのページはこちら

令和元年11月30日

北見赤十字病院の明日を考え支援する会